お父さん、お母さんに超おススメの「こどもブログ作成サイト」をご紹介する前に、子供ブログの功罪についてお話しておきたいと思います。 良い点 ・端末があればいつでもどこでも作品を公開できる。 ・「誰かに読んでもらえる」という他者意識が生まれる。 ・他者意識が生まれ、批判的思考力を養える。 ・文章を何度も読み返し訂正を加え、文章推敲力がつく。 ・コメントのやり取りから生まれるコミュニケーションを楽しむことができる。 ・コメントのやり取りをすることで、文章を書くことのモチベーションを高めることができる。 良い点だけを見ていると、考える力や文章作成力を養うためにとっても素晴らしいツールのように思えます。しかし、悪い点を見てみるとブログにはやはり危険がたくさん潜んでいることがわかります。 悪い点 ・インターネットにふれる時間が増える。 ・子供が投稿しようとする内容を管理できないことがある。 ・個人情報が漏れる危険性がある。 ・保護者は、子供のブログを常に監視する必要があり、労力が必要になる。 ・他人からのコメントで中傷される恐れがある。 ・一度公開されたものを、完全削除することが難しい。 子供にブログを作らせるのはとっても良いことだと思ったのに、実際に作り始めようとするとこれだけの危険があるということがわかってしまいました。でも時代は21世紀。便利なツールを使わないのはもったいないですよね?では、その危険をなくすためにはどうしたら良いのでしょうか? マイクロソフトのセーフティとセキュリティセンターでは、ブログの安全性に関するヒントで子供にブログを作らせる時の注意点について次のように述べています。 —–引用—– インターネットの使用規則を作ります。これは子供と一緒に、入念に作成してください。 子供が投稿しようとしている内容を投稿前に確認します。学校のマスコットや街並みの写真など、一見無害に見える情報でも、1 つにまとまると子供が通っている学校を特定する材料になる可能性があります。 知らない人に抵抗なく見せられるコンテンツかどうかを自問します (子供にも同じように自問するよう指導します)。 迷うような場合は、そのコンテンツを削除します。 ブロギング サービスを評価し、パスワードで保護された非公開のブログかどうかを確認します。 子供のブログの Web アドレスを保存し、定期的に内容を確認します。 別のブログもチェックして、子供が見習えるような良い例を探します。 http://www.microsoft.com/ja-jp/security/family-safety/blogging.aspx —–引用ここまで—– でも、「子供のブログの Web アドレスを保存し、定期的に内容を確認します。」っていったいどのようにやればいいのでしょうか?!毎日子供のウェブページを開いて確認をしなければいけないのでしょうか。一度ネットにアップロードされてしまった作品は完全削除するのは難しいのですから、定期的に確認したとしても子供がネット上でミスを犯してしまう可能性を拭うことはできません。そもそも忙しいお父さんお母さんが四六時中インターネットを監視することなんて無理なんです。 であれば、やはり「子供が投稿しようとしている内容を投稿前に確認します。」が一番大事になってきます。しかし、日本の無料ブログサイトは数あれど、どのサービスもこのような監視作業をやらせてくれるものはありません。ということは子供が保護者に一回一回アップロードの許可を得に来なければならなくなり、せっかく高まった文章作成へのモチベーションが削がれてしまうかもしれません。 ではどうすれば良いか。 方法は5つあります。「こどもブログを作るためのヒント」では、この5つをご紹介していきましょう!
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