新型コロナウイルスの影響で、各インターナショナルスクールも3月いっぱい休校することになりました。アメリカンスクールでは、17ページに及ぶDistance Learningのガイドラインが関係者に配布され、休校中の学習について詳細に説明が行わられました。課題解決型・探求型の学習のデザインがされている学習環境の中で、日頃からテクノロジーを駆使している学生や教員たちにとって、この休校による影響は少ないものとみられますが、やはり初めてのことです。細かな問題点にはこれから対処していかなければなりません。ここでは、どのような遠隔授業が行われていき、どのように問題に対処していくか、考えていきたいと思います。 まず、この遠隔授業のためにどのようなツールが使われているか、いくつかの学習スキルに焦点を当ててご紹介していきましょう。 コミュニケーション ここ数年、インターナショナルスクールのLMS(学習管理システム)は、過去に使われてきたFirst ClassやFinal Siteと違い、インスタグラムやツイッターに近いSMSのようなインターフェイスを持つものが使われています。SMS世代の保護者、学生、教員からは、日常的に使える教育コミュニケーションアプリとして、評価を得ています。 小学生向け Seesaw 中高生向け Edsby プレゼンテーション 魅力的なプレゼンテーションを行う力は、学生が自信を持ってコミュニケーションをとる手助けとなります。興味深い方法で複雑な情報を伝達する力を養うために、以下のツールが使われています。 Flipgrid Screencastify Google Slide コラボレーション 学生がお互いから学び合う学習環境作りが行われたクラスでは、問題解決のための作業効率が高くなります。オンラインでのコラボレーションツールもいくつかあり、今回の遠隔授業では以下のツールが使われています。 Padlet Google Docs などなど。ITツールは他にもたくさん使われていますが、これらが代表的なものになりますね。一つ一つの使い方については、また別のポストでご紹介していきましょう。
Like this:
Like Loading...